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十二支相性シリーズ

申年(さる)
63総合
亥年(いのしし)

与え続ける人と、黙って受け取る人——どちらも表に出さない帳簿をつけている。

恋愛58
友情57
仕事62

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申年と亥年の相性:申亥の害「争進相害」を読む

申(さる・金)と亥(いのしし・水)のあいだにあるのは「六害(がい)」。古書はこれを「争進相害」と呼びます——どちらも積極的で、どちらも実力があり、どちらも前に進んでいる。そして、譲るべきなのは自分だとは、どちらも思っていない。ここには冲も刑もなく、五行の流れはむしろ好意的です。申の金が亥の水を生む——つまり申は本当に亥に与えている。厄介さは、まさにその「与える」の中に隠れています。当サイトの総合評価は63点、全78通り中64位。恋愛58、友情57、仕事62。この組み合わせは爆発しません。ただ、静かに積もっていくのです。

この組み合わせの要点

地支の関係
五行の生剋
金 × 水 · 金が水を生じる
総合スコア
63 / 100

図で見るこの組み合わせ

十二支の輪:二つの支の位置と関係線
全78組の中でのスコアの位置
78組中 第64位全体平均 71点
2697
五行の生剋
金が水を生じる

気質の対照表

🐵 申年(さる)🐷 亥年(いのしし)
前に出る姿勢先に片づけ、ついでに段取りまで決めてしまう誰とも争わないが、心の中で順位はつけている
差し出すものつて、人脈、明日から使える具体案時間、場のとりなし、詮索しない信頼
貸し借りの記録口に出して記録する。返ってくる前提で黙って記録する。見せないまま、ただ足していく
軽んじられたとき言い方を変えて押し進み、壁を器用に迂回するその場は「平気」と言い、三日ほど反芻する
言われたくない一言「どっちでもいいよ、任せる」「これは自分がやる、君にはわからない」
譲れる限界取り分は譲れる。方針は譲れない方針は譲れる。立つ瀬までは譲れない
宿題「やっておく」を「どう思う?」に替える「本当は気にしている」をその場で口に出す

争進相害——譲っているのは自分だ、と二人とも思っている

申と亥の害は、古くから「争進相害」と呼ばれます。この名前は驚くほど文字どおりです。強い側が弱い側を害するのではありません。どちらの支も前に進んでいて、どちらも実際に力がある。申は頭の回転が速く、手立てが多く、何もないところから形をつくるのが得意。亥は器が大きく人望があり、その人が入ってくると場の空気がゆるむタイプです。外から見れば噛み合って当然の組み合わせ——知恵と人徳、策と和。ところが何年か暮らすと、二人が胸の内で同じ台詞をくり返すようになります。譲っているのは、自分のほうだ。

五行の流れが、この話をいっそう微妙にします。申の金が亥の水を生む。だから申は本当に与えているのです——紹介ひとつ、近道ひとつ、金曜までに本当に形になる案ひとつ。ただしその贈り物には、いつも段取りが同梱されています。方法と一緒に、順番も、速度も、そして「これは誰が決めるのか」までが決まってしまう。亥はきれいに受け取ります——亥はいつだってきれいに受け取る——そして、決して見せない帳簿をつけ始めます。自分も力を出した、ただ言わなかっただけだ、と。これが相生の縁に落ちた六害の特殊な形です。与えるほど借りが増え、恨みは誰にも指させない場所で育つ。帳面の上には、ずっと「よくしてもらっている」と書いてあるのですから。

六害は「穿(せん)」とも呼ばれます。この比喩は正確です。傷は正面からではなく、下を通っていく。冲は正面衝突——音がして、目に見えて、ぶつかったあとに片づけができる。穿は決して声を荒らげません。礼儀はそのまま、頼まれごとも引き受けたまま、ある日ふっと連絡が途絶える。63点が最下位ではなく64位に落ち着くのも、そのためです。申と亥のあいだには、劇的な事件がほとんど起きない。危ういのはまさにそこで、何も起きないから誰も交渉せず、二冊の心の帳簿が別々に厚くなり、やがて突き合わせられなくなります。

三つの側面の高低は、同じことを別の角度から言っています。仕事が62点で最も高いのは、職場がこの二人には自力で育てられないものを供給するからです——具体的な作業、目に見える成果、誰でも確認できる役割分担。申の策と亥の人脈が並ぶと、実際に物事は形になり、しかも手柄が表に出ている。恋愛は58点。距離が近いぶん計算は細かくなりますが、「二人のこと」という共通の名義がある分、話し直す口実は残ります。友情が57点で最も低いのは矛盾ではありません。友人同士には役割も契約も採点表もなく、どれだけ担いだかは各自の心の秤だけで測られる。二人とも「いつも譲っているのは自分だ」と結論した友情は、決裂しません。ただ薄くなる——いつ終わったのかも言えないほどに。

心の帳簿を、表の帳簿に

  • 申年のあなたへ:「やっておく」を「どう思う?」に替えてください。しかも動く前に訊くこと、終わってから報告するのではなく。あなたのやり方は実際に速いことが多く、そこは問題ではありません。問題は、あなたが本当に欲しいのは承認であって服従ではない、ということです。先に一言訊けば、あなたが受け取るべき評価は、自分で主張しなくても手に入ります。もうひとつ——手伝いは手伝いだけにして、あとの決定権を付けないこと。主導権つきの好意は、亥には請求書として届きます。

  • 亥年のあなたへ:「本当は気にしている」を、その場で口に出してください。寛容さを盾に使うのはもうやめること。あなたの我慢は、申には譲歩ではなく同意として届きます。そして口に出さなかった貢献は、この関係の中では起きなかったことと同じです。「なんでもいいよ」はあなたを守りません。三年ぶんの小さな譲りを、答えようのない一つの不満に育てるだけです。

  • 二人へ:貢献を表の帳簿に載せましょう。何かを一緒にやり終えたら、相手が今回何をしたのかを、互いに一つずつ声に出して言う——その場で、後回しにせずに。お金、名義、誰が表に立つかは、始める前に決めておくこと。この組み合わせを壊すのは口論ではありません。突き合わされないまま、暗がりで別々に厚くなっていく二冊の帳簿です。

申年の男性 × 亥年の女性:片づける人と、決して求めない人

申年の男性は「解決」で愛情を示します。店を押さえ、手続きに走り、その件を動かせる人を知っているのも彼。転職するべきかにも意見があり、彼女の実家の面倒ごとまで自分で引き受けてしまう。亥年の女性はそれを丸ごと受け取り、彼の有能さを心から尊敬します。最初のうち、それは管理されている感覚ではなく、支えられている感覚です——めったに得られない安心なので、彼女はそれを軽く扱いません。

ずれが始まるのは、その「解決」が止まらない場所からです。彼女にも判断があり、人のつながりもある。ただ発言権を争わないだけです。そうして年を重ねるうち、彼女の役どころは「段取りされる側」に細っていく。彼女は言い争いません。ただ、だんだん口数が減る。彼はその静けさを「これだけやったのに冷たい」と読み、自分にできる唯一のこと——もっと与える——をします。強く与えるほど、彼女は遠ざかる。直し方は小さく、しかし両側から要ります。彼は段取りを提案に戻し、着手の前に訊く。彼女は「これは自分でやりたい」と声に出す。たとえ彼女のやり方が倍の時間を食うとしても、です。彼にとって非効率に見えるその部分こそ、彼女の立つ瀬であり、この関係にとっては、浮かせた半日よりずっと価値があります。

申年の女性 × 亥年の男性:手際の速さと、立つ瀬

申年の女性は速く、鋭く、無駄が我慢できません。その場で最初に「これはこう転ぶ」と見通すのはたいてい彼女です。亥年の男性は幅が広く、急がず、誰からも好かれる。勝とうとしないことで場を保たせる人です。最初の惹かれ合いはどちらも本物で、鋭い人たちを見慣れた彼女は彼のゆるさに休まり、彼は彼女の決断の速さに助けられ、しかも珍しく「品定めされていない」と感じます。

摩擦は、絵に描いたような争進相害です。彼は人の頼みに「いいよ」と言う——そしてその「いいよ」の代金は、たいてい二人の共有の時間と共有の財布に落ちてくる。そこで彼女は先回りを始めます。彼の代わりに断り、彼の返事を訂正し、彼が引き受けたことを黙ってやり直す。彼女にとっては損失の食い止めですが、彼にとっては「自分のことすら任せられない」と人前で宣告されることです。そして立つ瀬こそ、どれだけ気さくに見えても亥が唯一譲らないもの。彼女が争っているのは速さの先、彼が守っているのは自分の座。使える取り決めは具体的です——どの約束は彼だけのもので、どこまで来たら彼女が手を出すのかを先に線引きすること。そして彼は「いいよ」と言う前に代金を一度数え、その支払いが黙って彼女に回らないようにすること。

生まれ年の対照

🐵 申年(さる)

1944 · 1956 · 1968 · 1980 · 1992 · 2004 · 2016 · 2028

🐷 亥年(いのしし)

1947 · 1959 · 1971 · 1983 · 1995 · 2007 · 2019 · 2031

よくある質問

申年と亥年の相性は良いですか?

中くらいです。当サイトの評価は63点、全78通り中64位で、恋愛58、友情57、仕事62。申と亥は六害の関係——正面からぶつかる冲でも、刑でもありません。好意は本物ですが、難しさは表に出ない貸し借りが静かに積もるところにあります。手をかければ十分に続く縁で、この組み合わせの別れは喧嘩ではなく、静かな冷却として訪れることが多い。裏を返せば直せるということです。二人が、飲み込んでいた言葉を口に出しさえすれば。

「争進相害」とはどういう意味ですか?

申亥の害につけられた古い呼び名です。どちらの支も積極的で力があり、どちらも前へ進もうとしている。害は力の差から生まれるのではなく、どちらも相手に先を譲る気がないところから生まれます。日常の言葉にすれば——二人ともが「譲っているのは自分だ」と思っていて、しかもそれを口にしない、ということです。

申の金が亥の水を生むのに、なぜ好意が恨みに変わるのですか?

与え物に主導権が同梱されているからです。申が差し出すのは本物の価値——案、つて、結果。ただしその案には「この順番でいこう」が付いてきて、亥は自分のことを決められる側になります。六害の下地では、その好意は贈り物ではなく借りに変わり、流れが良いほど見えない負債が重くなる。だからこの二人に要るのは、さらなる親切ではなく、帳簿を表に出すことなのです。

なぜ申亥は、友人でいるより一緒に働くほうがうまくいくのですか?

職場が、この関係に自前では育たない構造を与えてくれるからです。仕事には決まった役割があり、成果が目に見え、分担は誰でも確認できる。つまり貢献が記録に残る——それこそ申と亥が自力ではいちばんやりにくいことで、仕事62点が友情57点を上回る理由です。友情にも同じ足場を組めば(共同の企て、決まった約束、誰が何をしたかを言葉にする習慣)、点数が示すよりずっと丈夫になります。

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